ご葬儀や法事に参列する際に香典袋、別名不祝儀袋を持参する必要があります。むき出しで持参するのは失礼にあたり、不祝儀袋はふくさに包んで持参することがマナーです。香典の金額は相手との関係性や地域性によって異なるため、あらかじめ周囲の人に聞いておきましょう。香典袋を包むふくさに関しては、カラーはそれほど厳格ではありませんが、慶弔によって使用したほうがいいカラーは異なります。
暖色系は慶事、寒色系は弔事に使用することが一般的とされますが、紫は慶弔どちらでも使用が可能であるため、一枚持っているとどちらでも使えて便利です。包む方法としては風呂敷タイプの物であれば風呂敷のように包む方法や、封筒のように使用する方法まで多々存在します。包みやすいように台付きや爪付きの物も少なくありませんが、封筒タイプで中に入れて封をするだけで済むタイプもあるため、利用する場合にはどんなタイプがいいのか確認してから購入してください。
値段としては数千円のものが一般的ですが、安いものでは千円を切る物や、高い物は一万円を超えるものも少なくありません。ライフスタイルに応じて長期使えそうな質の高い、使いやすいものを選ぶことが最良といわれています。