葬儀の参列で困らないDIARY

葬儀への参列の断り方はどうするか

2017年08月20日
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突然もたらせる不幸な連絡の最たるものとして、家族、親族や親しい方の死去の知らせがあります。知らせを受けた方としては、通夜や葬儀に参列したいところですが、近年では自らの出身地から遠く離れた場所で生活し、そこで歳を重ねてきた方が増えてきたり、海外で生活する人も増えていることから、思うように行けないケースが出てきました。

葬儀は、結婚式などの慶事と異なり、事前に予定が組めることもなく、またご招待を受けるものでもありません。また、家族、親族以外の場合は、直接連絡を受ける事も少なく、道路脇に設置された業者の案内板や、人づての連絡で知る事になるため、過去に余程人間関係で揉めた相手以外は、特に断るという行為は必要ない様に感じます。

しかし、そこには故人に対する哀悼の意は人それぞれで、出来れば参列したいが、遠方に住んでいるため、やむを得ず叶わない人がいます。そんな時には、本当に断り方を考えます。ご家族が取り込んでいる状況を考えると、直接電話をかけることも気が引ける状態で、どの様に自分の悲しみを伝え、弔意を表すのか、難しい処です。

近くにいる親しい人へ、ご霊前の立替はお願いする事ができても、最後のお別れに参列できない無念な気持ちは癒されないと同時に、ご遺族に対して申し訳ない気持ちまで芽生えてしまいます。そこで、弔電にご自分の気持ちを織り込む事を提案します。

通り一辺倒の電文だけではなく、今の残念な気持ち、申し訳ない気持ちを「今日は行けなくてごめんなさい、夏に会いに行きます」等と一言添えるだけで、ご遺族には気持ちが充分伝わるのではないでしょうか。

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